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相互作用相互作用のモニタリングフローシステム相互作用の種類
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特異性

センサー表面に固定された1種類の分子(リガンド)とさまざまな分子(アナライト)との結合レベルを観察すると、相互作用の特異性を知ることができます。
単純に2つの分子が結合するか否か (yes/no) を知りたい。 たとえば:
結合パートナーの探索

阻害剤特異性のスクリーニング

交差反応性のテスト

タンパク質精製後の活性チェック

目的のタンパク質の発現の確認
Specificity, no response / response | 25sec
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カイネティクス: 結合、解離の速さ

相互作用のカイネティクス、すなわち複合体形成の速さを表す速度定数は、結合速度定数(ka) と解離速度定数(kd)、センサーグラムの情報から算出できます。

センサー表面上にサンプルを添加したときに結合が生じると、センサーグラムのシグナルが増加します。平衡に達した場合には、一定のシグナルが得られます。

サンプルの添加を終え、緩衡液に切り替えると、一旦結合した分子が解離し、シグナルが減少します。

データ解析ソフトウエア BIAevaluation を用いると、あらかじめプログラムされた相互作用モデルによって簡単に ka 、kd を算出することができます。

Kinetics, rapid association and dissociation / slow association and dissociation | 25sec
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アフィニティー: 結合の強さ

相互作用のアフィニティーは平衡時(センサーグラムの一定のシグナルとして確認できます)結合レベルとそのときのサンプル濃度のプロットから求めることができます。

アフィ二ティーはカイネティクス解析の結果からも算出することができます。シンプルな1:1の相互作用の場合、平衡定数KD は速度定数の比 kd/kaで表されます。

Affinity, strong interaction / weak interaction | 25sec
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濃度

目的分子を特異的に認識する分子の結合を測定することによって、目的分子の濃度を正確に定量することができます。その方法には直接測定法、阻害測定法、競合測定法などがあります。試料中の目的分子の濃度はあらかじめ作成した検量線から求めます。

精製された分子または血清や食品サンプルなどの複雑な試料中の特定の分子の濃度を測定することができます。

ナノモルレベルの測定ができます。

目的分子の濃度は固定化された相互作用パートナー分子と結合量から算出します。そのため、その結果は紫外線吸光または一般的なタンパク質アッセイのように総量を検出する分析法の結果とは異なる場合があります。

食品分析用にデザインされたBiacore QとQflexキットを用いると短時間でさまざまな物質の濃度を測定することができます。

複合体形成中の複雑な相互作用

複合体形成の際に、各成分が複合体に組み入れられる様子をモニターすることができます。例えば:
異なる抗体が同時に同一抗原と結合できることを利用して抗原のエピトープマッピングをすることができます。
Multiple Binding, changes in response | 7sec
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